プロジェクト概要
プロジェクトの目標: eコマース物流センターにおけるコンタクトレンズの保管場所へのローディング、在庫管理、試運転の自動化。
自動化前
お客様のビジネスモデルはB2Cで、通常は2点以下の製品で構成されている大量の個別注文がありました。
手作業では非常に手間がかかり、またミスが発生しやすい状態であったと言えます。 労働力の不足が大きな障害となっており、労働者の苛立ちの原因となっていました。
これにより、労働者の定着率が低くなり、トレーニングに多くの時間が費やされ、また労働者のモチベーションが低いためにミスが頻発するという、悪循環に陥っていました。
特に、在庫の記録管理に不備があったため、在庫切れや不一致が頻発しており、サービスレベルの低下に繋がっていました。
自動化後
当社の自動化ソリューションによって、必要人員要件は即座に8名削減され、一連の工程でのエラーはほぼなくなりました。
さらには、作業の高速化・効率化が図られ、出荷前の締切時間を短縮し、より迅速な納期を実現することができました。
これらの改善は、需要の増加にもつながりました。2022年までに、システムは25%多くのコンタクトレンズを処理するようになりましたが、当社の自動化ソリューションは問題なくそれに対応しています。
設置概要
2016年 初期設置 : RAM, rBOX 4台, aLoader 4台
2018年 追加設置: rLite 4台, rBOXピッキングロボットの追加
保管容量 : 230,000個