プロジェクト概要

プロジェクトの目標 : セミフィニッシュレンズの保管場所へのローディング、在庫管理、生産ラインへの配送を自動化すること。 課題は、一日当たり20,000枚以上という大量のレンズを処理することでした。



自動化前
自動化以前、ノヴァセル社のこのプロセスは、フルタイムで働く大規模なチームが担当していました。 彼らは、入荷したセミフィニッシュレンズを手作業で保管棚に並べ、眼鏡の生産の必要に応じてそれらを取り出し、台車に載せて生産ラインに運んでいました。 これらすべての作業に必要なスペースは320平方メートルにのぼっていました。

自動化後
自動化ソリューションに必要なスペースは、継続的な在庫量の増加にもかかわらず、わずか170平方メートルまで削減されました。また、システム運用のために必要な人員は、パートタイムで働くオペレーターひとりだけ(1FTE)となりました。

設置概要

2015年 初期設置
RAM, rBox 5台, aPackloader 1台, aIm入力モジュール 5台, 移送ボットを含むxPectコンベア

2020年 追加設置
rBox 2台, aIm入力モジュール 2台, 移送ボット及びxPectコンベアの拡張

現在の仕様:
RAM, rBox 7台, aPackloader 1台, aIm入力モジュール 7台, 拡張された移送ボットを含むxPectコンベア

現在の保管容量: セミフィニッシュレンズ110,000枚

お客様の声

「RAXの自動化ソリューションを導入することで、生産工程の重要な初期段階のひとつをより信頼性の高いものにし、ここ数年の成長をすべて集約することができました。 フランスのレンズ市場の大きな需要に応えることができたのは、これらのロボットにより、従業員を増やすことなく、生産量を倍増させることができたからにほかなりません。

また、RAXのシステムは当社の既存のコンベアシステムと連動しており、そのおかげで生産ラインで処理される注文を迅速かつ効率的に増加させることができました。」

ギヨム Guillaume L                       製造マネージャー Manufacturing Manager